ウェディングブーケの意味
結婚式で花嫁が持つブーケ。ドレス選びと同じくらいに重要なこれは、さまざまな形や種類、そしてお花自体にも意味が込められているものとなっています。
このウエディングブーケとは、フランス語で「花束」を意味します。プロポーズの証であり、結婚を象徴するもの。そして、花婿が胸に挿すコサージュ…つまりブートニアは、花嫁がプロポーズを受け入れた事の証となります。野の花で作った花束を差し出してプロポーズ。その花束から一輪だけ抜き取り男性の胸ポケットに…それがブーケ&ブートニアの始まりといわれています。
ブーケに適している花としては、バラ・カサブランカ・ラナンキュラス・胡蝶蘭・シャクヤクが代表的。バラはヨーロッパでは古くから美を象徴するものであり、真っ白で大輪のカサブランカは結婚の神聖さを印象つけます。春の花であるラナンキュラスは色が豊富で、花嫁の美しさを可憐に彩ってくれます。冬の花である胡蝶蘭は、蝶を思わせるような優雅で華やかな姿が魅力的。そして、和花の代表格でもあるシャクヤクは、ふわっとした花びらが花嫁をかわいらしく演出してくれます。
当たり前のように花嫁が持っているブーケ、そして花婿が胸に挿しているブートニア。これらには、こんなにも素敵な意味が込められているのです。今も昔も変わらない、語り継がれてきた愛情の証といえます。
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