結婚保証人…って、誰に頼みますか?
結婚して籍を入れる際に必要となる婚姻届。婚姻届は、戸籍法に基づいて提出しなければいけない必要な書類です。この婚姻届の記入項目の一つとして、「結婚保証人」というのがあります。日本の民法では結婚するにあたりそれを証明する人が2人必要となりますので、その承認として名前や住所、本籍、生年月日を記入して、捺印してもらわなければいけないのです。
なぜ結婚するのに証人が必要になるのかというと、偽装結婚ではないことを証明する為だからです。証人を立てるということは、婚姻の申し出が合意に基づいておこなわれているものであるという事を示すことでもあります。ちなみに、当然ではありますが、金銭の貸し借りなどに必要となる保証人とはまったく異なります。結婚保証人に責任や義務は発生しません。
証人には誰でもなれるかの…というと、成人していれば誰でもなることができます。結婚する事を知っている親、仲人、兄弟、友人など…誰でもOK!外国人でもかまいません。また、夫のほうから2名だしてもいいですし、妻の方から2名と…どちらか一方から出ても、それぞれ1名ずつでも大丈夫。成人であれば、それ以外に決まりは特にないのです。極端な話、通りすがりの人に頼んでもいいですし、市役所の受付けの人に提出ついでに書いてもらっても問題ないのです。
では、一般的に証人として頼まれるのは誰が多いのでしょうか?それは、両家の親。双方に署名してもらう事が多く、これは婚姻届を確認してもらえるという意味合いもあるようです。もちろん、親しい友人に頼む人もいます。友人が恋のキューピットになっていたり、2人で共通して親しくしている友人などに証人になってもらうようです。他にも、結婚式の仲人さんや会社の上司に頼む人もいます。もし、お見合いがきっかけで結婚するようであれば、その時の仲人さんにお願いすると仁義を切る事ができます。
結婚保証人は誰に頼んでもいいですが、結婚する2人にとって大事な方にお願いするのが一番です。誰に頼むのが一番適切か…よく相談して決めていくようにしましょう。
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