結婚式では、披露宴の最後に、新郎新婦から両親へ感謝をこめたプレゼントを渡すのが通例となっています。
新郎新婦としては、何が喜んでもらえるのか迷うもの。
そこで今回は、ご両親の立場から、もらってうれしかったものは何なのか、その声を集めてランキング形式にまとめました。

第3位：お花、ブリザーブドフラワー

両親へのプレゼントとして王道とも言える「花」は、生花、ブリザーブドフラワー、共に高い人気を誇っています。
ご両親からは、「誇らしい気持ちになる」「見た目にも華やかで晴れがましい」という声があり、またブリザーブドフラワーに限っては「きれいなままで残せるから嬉しい」と、想い出を手元に残せる喜びの声が聞かれました。
花束以外にプレゼントを、と考える新郎新婦も多いはずなので、何かほかにプレゼントをするとしても、花束を添えてあげると喜ばれるでしょう。

第2位：旅行券や食事券

ここまで、仕事に育児にと頑張ってきたご両親にとっては、子どもが巣立つときは自由時間を手に入れるときでもあります。
もちろん、まだまだ現役で頑張っているご両親だって多いはずですが、それでも「夫婦2人で楽しめる時間をプレゼントされる」ということはとても嬉しいもの。
「これで、夫婦だけの再スタートを切らせてもらうわ♪」と仰るお母様もいらっしゃいます。
子どもがいると、デートもできないのが夫婦の辛いところ。
そんな時間を乗り越えたご両親に、旅行券や食事券はとても喜ばれているようです。
ちなみに、チケットという形で手渡すこともできますが、現在では体験型カタログギフトというものもあり、カタログの中から、気に入った旅行先や体験プログラムを選ぶことができると人気上昇中です。

第1位：なんでもいい、なんでも嬉しい

意外かもしれませんが、ご両親は結婚式でプレゼントをもらえることに対して、「2人が選んでくれたものなら、なんでもいい」と考えていることが多いようです。
中には、「結婚式をしてくれないカップルも多い中で、きちんと結婚式を挙げて、披露宴をしてくれるだけで嬉しい」と仰る方も。
どんなプレゼントでも、そこに新郎新婦が込めた感謝の思いは、しっかりとご両親に伝わるものです。
但し、結婚式、披露宴の、ご両親にさしあげるプレゼントとして、ふさわしくないものもあるので覚えておきましょう。
それは、ハサミや包丁、爪切りといった「刃物」、語呂あわせで「手切れ（手布）」をあらわす「ハンカチ」、弔事の贈り物になることが多い「日本茶」、苦労や死を連想させる「櫛」。そして、踏みつけることを暗示する「スリッパや靴（履き物）」です。
これらを避け、ご両親のために一所懸命に選んだものは、きっと喜んでいただけること間違いなしでしょう。